社会の問題を解決するソリューションを見出すトーク配信番組「アートリーアカデミア」、この回のテーマは「オンライン展示会」
香りをアート作品で視覚化した展示イベントを製薬会社がオンラインで開催しました。作品を通して見た人に香りを想像してもらうという企画が注目を集めました。
コロナ禍によってオンライン化が進む中、展示会のオンライン化もさまざまな形態で行われ、オンライン・オフラインそれぞれ、展示会の良さをどう提供するかが課題になっています。
当事務所の名古屋の税理士・原辰彦は番組の中でオンライン展示会について語っています。
実際に見に行ってみると…───
展示自体はGoogle Earthみたいなもので、入っていくと商品の解説だったりコンセプトだったりで、その商品に合わせたアロマの香りをアート作品でどういうイメージでその作品を作ったのかという解説動画もあって。
誰もいないところで一人で歩きながら作品を見ていくっていう空間を演出している感じでしたね。
香りをオンラインでどう展示するかというトライ───
香水を展示するにあたって、オフラインであればよくその香りを染み込ませた紙を渡されて「こういう香りです」みたいな感じだから、あらかじめそれが送付されてきてという方法もあっただろうし…
まだトライで、ここからまた次の展開では違うオンライン展示会の見せ方になるのかなというふうには見ていて思ったところです。
オンラインは最初からじっくり───
今までだと商談をするとなると、物販だとその毛色が強いと思うんですけど、これまで例えば海外であれば渡航費として何十万円か払って行って、何とかしなきゃいけないというところがあったけれども、オンライン展示会であれば、個々の展示をちゃんと見る、判断するという部分、商談をする時間もきっちりと持たなければならないですよね。
要は、パンフレットを渡して「よかったら見てみてください、何かあったらご連絡ください」みたいな話にはオンラインだとなりにくいですよね。
参加する側の気持ちが違う───
逆に、オンライン展示会にやってくるという時点で、買いたいという欲求があるわけで、同じ展示会でもオンラインとオフラインでは前提条件が違ってきているんじゃないかなと思います。
オフラインの展示会の場合は偶然の出会いという可能性がある一方で、オンラインは最初から目的があってなおかつ商談にすぐなりやすいという側面はあるかもしれませんね。
一方で臨場感の違いもあり、オンラインでオフラインのような熱量を出すのは難しく、それが逆にポイントになってくるのかもしれませんね。
オンライン展示会がオフライン展示会の代わりではなく、それぞれ別のものとして考えていく必要がありそうです。
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