税理士がざっくばらんに語る「名古屋の税理士が語る!」動画です。いただいた質問にお答えするシリーズ、この回のテーマは「経営者が決算書を読めないと何がいけないのでしょうか?」です。
「計算がめんどくさく、そもそも決算書が読めないので、税理士にすべてをおまかせしています。ただ、原先生の動画を見ていますと、経営者でも決算書を読めないといけないかのようなことをいつも仰っていますよね?すべてまかせたいのに、決算書を読む必要があるのでしょうか?」
決算書が読めないということは───
結論から言います。経営者の方が決算書を読めないとなると、将来どうしようかという指針が立てられないんですよね。さらには、ご自身の会社が今どういう状況か把握できないということでもありますよね。
自分の会社の状況が把握できない───
税理士は助言をするという立場ですから、財務のことが全然わからない状態で、じゃあどうお金を使うかだったり、頭の中で粗利がこれだけあるから…と思っていても、実際に儲かっているかどうかわからないですし、お金が残っているかどうか、税金がいくらくるのかもわからないですよね。
まずお金がどう動いているのか───
把握できてないということは、判断することができない状況。それで経営できますかということですよね。
まず、毎月の支払いが発生するときに残高がいくらあるのかを確認してくださいと、私はお客さんにお話しています。
いくら口座に残高があるのか、いくら支払いがかかっているかですね。
お金の動きがわからないと───
経営はお金があってはじめてできることですよね。お金を借りるにしても、今どれだけお金があるのか、いくらお金を支払っているのかがわからないと、まず借りようと思わないじゃないですか。
その状態でお金を借りたらザルですよね。
決算書を作れるようにならなくても良いので読めるように…
お金を借りるにしても、どう儲けるかにしても、税理士からアドバイスを受けるにしても、簿記がわからないとしても…、お金がどう動くとどうなるか、それがどう決算書に現れるのかは把握できるようにしておかないといけませんね。
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