社会の問題を解決するソリューションを見出すトーク配信番組「アートリーアカデミア」、この回のテーマは「現実化する人間拡張」
人間拡張とは、AIやIoTといったテクノロジーを使うことで人間の知の部分や身体能力を増強・拡張する技術のことです。大学や企業が連携してその研究開発を進めるとともに社会実装の推進を目指し、産学連携体制で活動を続けています。それによって未来はどうなっていくのでしょうか。
当事務所の名古屋の税理士・原辰彦は番組の中で現実化する人間拡張について語っています。
便利になるその前に───
「入口は、体が不自由な方々が、健常者と変わらない生活を送れるようにすることで、今まで経験できなかった部分が同じようにできる、それがまずひとつの目標になるんじゃないでしょうか。そこから、あれもできる、これもできると。」
将来は人間を越えていく?───
「ひょっとすると未来の戦争は、人と人が争うんじゃなくて、もっと違う形にすらなってしまうのではないか。そういうところまで進むのではないかっていう可能性を今回思うのですよね。」
人間拡張の延長線上には───
「味覚のデータ化といった話じゃないですけれども、その人間拡張として着たロボットスーツとかを乗っ取られたら怖いですよね。」
「でも一方で、体を人と入れ替えるようなことができるようになれば、人の動きを体のなかのメモリ機能として、筋肉の動かし方とかを記憶できるようになれば、ダンスもトレーニングも運動も一発でコピーできるようになるのでは。」
人がインターネットと繋がる未来───
「人間とインターネットがつながる『IoA』によって、さらに能力は強化できるのではないか、身体のことだけじゃないから、人間拡張は想像しているよりも広い分野にわたりそう。」
「より社会が便利になったりとか、不自由が自由になるっていう方面に進んでいけばなと。」
誰にもむやみに使えるようになってしまったら、誰もが安心してそれを使えない上に、犯罪などに利用される可能性もあるので、特許のような登録制だったり、管理のできる形で進めていかなければ統率がとれない世の中になってしまうのではないかというおそれはありますが…。
しっかりした運用を行うことで、ちゃんと必要な人が活用できる形で研究が進んでいくことを期待したいですね。
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