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ダークウェブで犯罪に手を染めてしまう人を生み出さないために

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社会の問題を解決するソリューションを見出すトーク配信番組「アートリーアカデミア」、この回のテーマは「ダークウェブ」

ビジネスや人間関係など、ウェブによって人と人がつながるのは当たり前のこととなりました。それは良い側面だけではありません。

かつての闇サイト事件など、ネットで面識の無い人がつながって一緒に犯罪行為を手に染める…それがSNSにまで広がってきています。その背景にあるものとは。

当事務所の名古屋の税理士・原辰彦は番組の中でダークウェブによってなぜ犯罪が起きてしまうのかについて語っています。

闇サイト事件───

「2007年に名古屋の千種区で起きた「闇サイト殺人事件」。あれをどうしてもすぐに思い出してしまって。あの事件自体が、凄く残念な結果になってしまった。今回も同じような印象。」

ネットなら匿名でバレないという感覚───

「2020年に起きた強盗事件では、実行犯は捕まったものの主犯または教唆した人物が捕まらなかったということがあった。(逆に以前よりも)身近になっているのではないか。」

心の隙を突く───

「例えば目の前に100万円が置いてあって、誰も見てなかったら盗ってしまうかもしれないっていうのと同じ感覚で犯罪に手を染めてしまうのではないか。」

ネットのそういう使い方自体が犯罪にならない───

「(不正に使う)こと自体の切り角度をどう捉えるかって話ですよね。法的な部分でどこまで絞めれるかっていう。(主犯にあたる人間が犯罪のきっかけとなる)情報を流してるだけなら別に犯罪じゃないって話になっちゃう。」

「要素としての部分ですよね。なかなか自制心をっていう話だけじゃなくて、これからもしコロナが続いて不景気も続くってなった時に、安易にこのダークウェブから『ここ実はお金あるよ』みたいな情報が、闇サイトに流れやすくなるんじゃないかっていう危険性がある。」

リアルだからネットだからという区分が無くなりつつある一方で、ネットではリアルよりも足がつきにくいという側面から、匿名でバレずに何でもできてしまうと思っている人たちがいる。

ただ実際には匿名では無くて、しかし、そう思っている人たちを利用する側は、安全圏から犯罪を指示して、自らは手を汚すことなくダークなマネーを手に入れることができるという状況になってしまっている。

そういった悪の手から身を守るためにも、悪に染まらないようにするためにも、もっと生身の、匿名ではない人と人との繋がりを大切にしていく必要がありますね。

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