税理士がざっくばらんに語る「名古屋の税理士が語る!」動画です。この回のテーマは「もうすぐ不景気になる!?その前にやっておくべきこと」です。
この先の景気の見通しは悪くなると言われていますが、その前に経営者は何をしておく必要があるのでしょうか?
不景気になると融資の返済が苦しくなる───
不景気への対応についてお金の面でお話すると、いま会社や事業で借りているお金、借金の部分ですね。このボリュームをいかにして減らすのかですね。
景気が悪くなれば、融資の返済はどんどん苦しくなっていきますからね。
売上に対する固定費の割合が高くなる───
売上が減少すると、それを上げるために変動費がより必要になります。製造業であれば材料費、外注費が売上に応じてかかるわけですが、それ以外の固定費の部分ですね。
地代家賃などですね。その固定費の支払を維持しなければならないのですが、そこに借入金の返済の資金が入ってきます。この額が大きいと、売上減少に伴い資金を圧迫させやすくなりますよね。
不景気になる前に借入金のボリュームを減らしておく───
そうなると、借金を返すために事業をやっているような状況になっていってしまいます。そうならないためには、利益が出ているうちに借金のボリュームを減らしておく必要があります。
手元のお金の状況、運転資金の状況を把握できる状況に───
しかし、現段階で利益が少ないということであれば、借り換えをして返済期間を延ばすということですね。返済金額を下げることで売上に対して固定費の割合が下がります。
大事なのは、どれだけのお金が手元に残っていて、運転資金にいくら必要なのかを把握できる状況にしておくということです。
あとがき
支払サイトであったり、回収サイトであったり、月々にかかる金額はいくらで…といったことをすべて網羅したうえで、有利な方法を考える必要があるということですね。
さらには、無理な人材の登用を控えることです。抱えてしまった人件費は下げることができませんから、人員はそのままで外注を活用することで、幅をもたせることができそうですね。
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