税理士がざっくばらんに語る「名古屋の税理士が語る!」動画です。この回のテーマは「経理のアウトソーシング メリットとデメリット」です。
経理業務自体を外部に委託すると、どんなことが起きるのでしょうか。メリットとデメリット両面から考えます。
コストの部分でのメリットはあるけれど───
経理部門全体をアウトソーシングするにあたっては、人件費というコストの削減要素があるんだろうなとは思いますけれども、まあ、メリットはその人件費でしょうね。最もお金のかかる部分ですからね。
リアルタイムで把握できないのでは───
一方で、通常はアウトソーシングというとその作業を自社に来てやってくれるというわけじゃないですよね。資料とかをそのアウトソーシング先に渡すことになりますよね。
それが紙の伝票であったりとなると、自社の帳簿の内容を見ることができないという事態が発生しますよね。
資料ができあがるまでのタイムラグ───
それは税理士の記帳代行でも同じですよね。お預かりする時点でもうひと月前の数字になるわけです。それがすぐに帰って来ないケースもありますよね。そうなると最新の試算表の内容が2ヶ月前になったりするわけで、果たしてその内容が参考になるのか?ですよね。
経営状況によるのではないか───
ですから、すぐにそういった資料を出さなくても構わない、融資の折衝にそういった要素が影響しない、または運転資金を気にする必要がないといった経営状況であれば、経理代行をしても問題はないのではないかと思いますね。
あとがき
一概には言えないですか、リアルタイムで経理状況が把握できないというケースがあっても問題がない状況。逆にいうと、タイムリーに自社のお金について把握できないことに怖さを感じないのであれば…が導入の判断材料になりそうですね。
資本規模が大きかったり、試算表の金額に追われない状況であれば、コストカット策としてメリットがあるかもしれませんね。
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