社会の問題を解決するソリューションを見出すトーク配信番組「アートリーアカデミア」、この回のテーマは「学歴ダイバーシティ」
学歴の多様性、高等専門学校生や美術大学生らが脚光を浴びています。大手ハウスメーカーでは、高卒社員を入社時に専門学校に入学させ、2年間は勉強に専念し、学費は会社負担で給与も支払うという制度を設けました。
昨今、少子高齢化による大卒者の減少でこれまでのような偏差値での判断による大卒よりも、スキルを培ってきたスペシャリストの採用を優遇する企業が増えており、学歴に対する価値観の変化が起きているようです。
当事務所の名古屋の税理士・原辰彦は番組の中で企業の採用と学歴の価値観の変化について語っています。
制度が充実している大手企業───
学歴や偏差値だったりにこだわらないというアプローチですけれども、その大手ハウスメーカー自体が「なでしこ銘柄」と言われるくらいに、女性の採用についてなどいろんなことにアプローチしていたり、研修制度や推進制度が充実しているんですね。
会社側で若手の知識を育てる───
人の枯渇、人材の枯渇というところでより若い方に知識レベルを会社の方で与えてなるべく定着させるという、人の流動性を抑える要素に役立っているという印象ですね。
OJTじゃなくてOFF-JTで育てて現場での即戦力にしようという。
どこにコストをかけて有能な社員を獲得するか───
採用するのもコストがかかるし、中途入社となれば最初から給料的に高くなりますよね。だったら育てたほうがということなんでしょうね。
それに自社で教育制度があれば、人材が流動的にはなりにくいですよね。だってずっと育ててもらっての状況で、しかもその会社にあった教育になっている、フィットする中ですんなり現場に入れる。離れにくいですよね。
ビジネスとアートの境界線がなくなる中で───
安心して働けるベース、ただし実力は出してねってことなんでしょうけれども、今回、学歴という話だけど、日本の人口数が減っていけば獲得競争は激しくなるわけじゃないですか。
そのなかで学歴の多様性によって、感性に訴えかける部分を上手に引き出すということも重要になっていくのでしょうね。
とりあえず四大に行っておくという考えは無くなっていくかもしれませんね。何を伸ばしていくのか、若者は適材適所で伸びる人材になる必要がある一方で、採用側としても選ばれる会社になっていかなくてはならないでしょうね。
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