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リアルに店舗で体験してもらう小売と娯楽を融合したリテールテイメント

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社会の問題を解決するソリューションを見出すトーク配信番組「アートリーアカデミア」、この回のテーマは「リテールテイメント」

メルカリが実店舗として「メルカリステーション」を出店。リアルの接点を重視した体験型店舗。フリーマーケットアプリ「メルカリ」の使い方や便利さを実際に試してもらうことが目的。

近年は他の業種でも体験型店舗が多く出店しており、小売と娯楽を融合させたリテールテイメントという概念が登場しています。

当事務所の名古屋の税理士・原辰彦は番組の中で体験型店舗ビジネスについて語っています。

体験しないとわからない───

「体験してもらうということをかなり大事にしてるんだと思うんですね。まずは体験してもらわないと、何かわからないというところ。イメージ的なところで言うとアディダスとかがアウトレットモールのなかに遊ぶ空間を作って、体験してもらって、どうやって使うかという話だったりね。服とのコーデとか合わせ方っていうのをイメージしやすいというところがあって」

イメージをしてもらえないと消費が促進されない───

「例えば物販って特になんだけど、ネットでの販売が主流になっていくなかで、どうそれを見て経験するのか。じゃあ自分の足のサイズが何センチかってわかってて、それを買うだけって話じゃなくて。どう使う?どうコーディネートする?とかっていうのも、イメージしてもらえないと消費を促進させないっていうことに行き着くんだろうなと」

ネット企業こそリアルな接点が欲しい───

「だからデジタルをやっている業界からすると、リアルな方にって動きになるだろうし、そこはやっぱりデジタルの中では体験できないところ、アナログじゃないとわかんないところっていうのを追従させたいっていうところが目的、方向性何だろうなと思いますね」

買うという体験が思い出になる───

「満足の度合いが、買うことによる欲求だけじゃなくて、販売している人に会う欲求、その場に行く欲求というところの、欲求を満たす要素が増えるので、モノに対しての愛着だったりとか、思い出の作り方の場所なんだろうなって思いますね」

逆にもともとの百貨店などのリアルな店舗も、デジタルに近い感じを取り入れながら、どう売るのかが変わっていくかもしれません。

さらに、どんな分野でも店員がネットでインフルエンサーになり、それを見て会いたくなって店舗に来店するという循環ができれば、ネットとリアルは対決構造ではなく相乗効果が得られるのではないでしょうか。

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