社会の問題を解決するソリューションを見出すトーク配信番組「アートリーアカデミア」、この回のテーマは「クリティカルシンキング」
クリティカルシンキングとは、物事の結論を導く過程において、「なぜか」「本当にそうなのか」と、「批判的」に問うことで納得のいく結論に到達するための思考法を指します。
クリティカルシンキングを活用して仕事の質を高めるにはどうしたら良いのでしょうか?
当事務所の名古屋の税理士・原辰彦は番組の中でクリティカルシンキングについて語っています。
ロジカルシンキングとクリティカルシンキング───
仕事柄、コンサル業界ではよく「クリティカルシンキング」と「ロジカルシンキング」はメソッドとして言われる話なんですけれども、私の印象ではロジカルシンキングはひとつずつ土台を作りあげて論理を作り上げる、結論に向かって垂直に上げていくイメージですね。
本質・意図・目的・手段のWhy?を5W1Hに落とし込む───
クリティカルシンキングで大事なのは、本質、意図、目的、手段を明確にする、再度見直すということですよね。それが批判的といいますか、4つの要素それぞれがブレていないか、他には無いのか「Why?」「なぜそうなるの?」を「5W1H」に収める感じなんですよね。一度決めたことを自問自答する、それがベースにあると思っています。
ビジネスとしては自分の立ち位置じゃないところで考えること───
ビジネスにおいては、相手の立ち位置で物を見るとどうなるだろう?どういう答えを求めてくるだろう?というのがクリティカルシンキングのひとつだと思うんですよね。ようは自分が売りたい側から買いたい側に立場を変えて考えてみるということなどでしょうね。
前提が変わるかもしれないという危機意識を常に持つ───
ビジネスはお客さんと繋がっている以上、継続的な関係になるから、お客さんのありようだったり、時流が変わっていくなかで、それに対していま自分がいる立ち位置だけの視点で見てしまうと、継続性を変化させていかなきゃいけないって話になるんだけど、相手の将来をどこまで見据えられるかもクリティカルシンキングで必要になりますよね。
社会は常に高度化していくので、事業やビジネス展開を継続するためにはより様々な考え方をする必要が求められている背景があるので、クリティカルシンキングをどう活用するかではなく、活用しなければ生き残れないという危機感を持つことがまずクリティカルシンキングと言えるのかもしれませんね。
👇全編ご覧になりたい方はこちら