社会の問題を解決するソリューションを見出すトーク配信番組「アートリーアカデミア」、この回のテーマは「オープンイノベーション」
オープンイノベーションとは、「技術を求める組織」と「技術を持つ組織」が出会い、新しい価値を創造するための手段です。
技術だけでなく、アイデアやノウハウ、特許なども共有する事例がありますが、中小企業がこのオープンイノベーションを取り入れるにはどうしたら良いのでしょうか?
当事務所の名古屋の税理士・原辰彦は番組の中でオープンイノベーションについて語っています。
中小企業にも広がってきている───
大きい会社で行われてきましたが、いまはどんどん中小企業にも広がってきているんですね。自社だけでは創出できないけれど、ああいうものを作りたい、ああいうことをやりたいというものを実現するために…という動きをすごく感じますね。
企業同士のマッチングサービスでつながる───
近年は、会社同士のマッチングサービスが進んでいますよね。「当社にはこういう技術があるんですけど何か活かせませんかね?」と出すと、それに対して他の企業が、「興味があるので業務提携しませんか」といった話が出てると感じますね。
知的財産権や人材については線引きが必要───
データや技術を開示するわけですから、やっぱりその知的財産権については、そのあり方ですね。そこをどうするかという点は、提携するうえで最初に契約として締結しておかなければないと思いますね。そして人材ですね。どこの会社も優秀な人材が欲しいわけですので、そこに人生の流動性が関わってきますね。
他社と業務的に関わることのメリットデメリット───
オープンイノベーションで大きく変わるのは、他社と関わることで企業文化に大きな影響を与える点ですね。自分の会社の企業文化しか知らない人が多いですからね。他社と関わることで、仕事に対する考え方だったり価値観だったりに触れることができますよね。それはメリットでもありデメリットでもありますけれども。
オープンイノベーションを取り入れることによって、自社として相手社にどういうメリット・デメリットがあるかという見方だけではなくて、それによってその先にどんな未来があるか、何を創造できるかといった、広い視野を持つ必要があるのかもしれませんね。
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