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ITからDI・DXへ…中小企業がデジタル組織を構築するには

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社会の問題を解決するソリューションを見出すトーク配信番組「アートリーアカデミア」、この回のテーマは「デジタル組織」

デジタル変革には2つのモードがあります。デジタル技術を活用した既存ビジネスモデルの高度化「デジタルインテグレーション(DI)」と、デジタル技術によるビジネスモデルの転換「デジタルトランスフォーメーション(DX)」。日本の大企業では、DIやDXを推進するためのデジタル組織が2015年頃から散見されるようになり、2017年頃からペースが加速しています。

企業に適したデジタル組織を構築するにはどうしたら良いのでしょうか?

当事務所の名古屋の税理士・原辰彦は番組の中でデジタル組織について語っています。

デジタル変革のモードに様々あると言うけれど───

大きな企業は、ITとDIとDXがそれぞれ事業部として別れているか、一緒になっているかで様々な形態があるとはいえ、中小企業はトップダウンになりがちなので、経営者が管理もして新しいイノベーションも考えていくというケースが多いのかなと思いますね。

中小企業がどこまで組織としてデジタルに向き合えるのか───

そうなると、中小企業の経営者がDIやDXに追いつけるのか。そこまで考えられる経営者がどこまでいるのかなとも思ってしまいますね。それに組織としても、詳しい人はいるけれども、デジタル組織まで構築できるかどうか…ですよね。

DXは手法がデジタルなだけで新規事業開拓───

決裁権は別にして、DIはこれまでの事業をデジタルでいかに改良するかで、DXは、今までの既存の事業のままではダメだよねっていうのを、完全に打ち出しているという認識じゃないかと思いますね。手法がデジタルなだけで新規事業開拓ですよね。

デジタルに精通しているだけでは難しい───

特に製造業だと、IT人材を確保していたとしてもすぐにはデジタル組織は作れないよねっていうところがありますね。新しい発想に持っていくことができない。そこに経営の要素が入りますからね。

だからこそ経営もわかっていてITにも精通している人材の確保の難しさがありますよね。

デジタル組織を構築するということ自体以前に、要件定義をしっかりできる人材が要として存在することが重要なのかもしれませんね。そのうえでビジネスモデルとデジタルを結び付けてスキーム化できるか…でしょうね。

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