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デジタルアートに唯一性を持たせることで価値を見出す時代にビジネスとアートの関係は?

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社会の問題を解決するソリューションを見出すトーク配信番組「アートリーアカデミア」、この回のテーマは「デジタルアート」

高額で落札されるデジタルアート作家の作品。作品にはNFT(非代替性トークン)という技術が活かされており、データの改ざんが難しく、所有権を明確にできるようになっているといいます。

かつての「Twitter」社の共同創設者として知られるジャック・ドーシー氏による初めてのツイートが約3億円で落札されて以降、デジタルアートの世界でもNFTが注目されていますが、デジタルアートをビジネスで活用するためにはどうすれば良いのでしょうか。

当事務所の名古屋の税理士・原辰彦は番組の中でデジタルアートについて語っています。

唯一性を証明する手段としてのNFTとアート───

購入する所有欲だったりとか、価値をどう見出すのかというところでアートと結びつく要素は確かにあると思うのだけれども、NFTを活用することで唯一性を保つというところが徐々に広まっていくのだろうなと思いますね。

それが一般的なアートの領域のなかで多くを占めるかどうかはわからないけれども、流れのひとつではあるのだろうなと。

アートなのかコンテンツなのか───

その作品に対する感覚、良いな悪いなというものがフィーリングに寄っていけばいくほど、コンテンツからアートに寄っていくという話ですよね。たぶんそういうことですよね。

価値をどうつけるか価格をどう評価するか───

作品にどう価値をつけるかというところがすごく難しいのかなと思ってしまいますよね。NFTをそこに踏まえるかどうかで違ってくる部分はあると思うのですけどね。価値は感性のところに寄り添うとも言えるけれど、一方で、市場性が高くなればなるほどアートの価値が高くなるかというと、またそれも違う話ですよね。

市場価値とアーティストとクリエイター───

クリエイターが作るコンテンツに対して、アーティストが作るアートは、市場価値が作品そのものの評価よりも、その人が作ったものに対する価値になっていく感じがありますよね。

アーティストはその人自身の生き方が音楽だったり、絵だったりに表現されていて、それを見た人がどう感じるかというところが価値としてついてくるのではないかと思いますね。

NFTによって価値をつけるという部分では投機的要素が強いものもあるかもしれません。その観点だけでなく、そもそもがアートとは何なのか、アーティストそれぞれにどのような背景があるのか、そこはアナログもデジタルもなく、いろいろなアイデアや考え方、感性に触れもっと深いところで繋がることでビジネスに展開できるのかもしれません。

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