税理士がざっくばらんに語る「名古屋の税理士が語る!」動画、いただいた質問にお答えするシリーズ、この回のテーマは「経営サポート型税理士による独立起業支援とは」です。
「独立起業支援とは、具体的にどういったことをするのでしょうか?」
事業として何がしたいのか───
まず前提としては、お客さんが事業として何をしたいのかを落とし込みます。これは数字に落とし込むわけではないですよ。何が「強み」なのかが見えてこないといけないんですよ。
他にできない何があるのか───
世の中にはどれだけでもいろんな種類の仕事があるなかで、そのお客さんが「開業しよう」と思うということは、何らかの強みがあるはずなんですよね。他の人にはできないことができるはずなんですよね。
じっくりと時間をかけて───
なんとなるやろう、なんとなくできる感じ、そういう「雰囲気」だけというケースが多いんですよね。そこで落とし込んでみたものの「強み」が見えてこないのであれば、まだ開業する段階じゃないですよということになりますよね。きちんとお伝えします。
だってお金も賭ける、人生も賭ける、家族もという状況のなかで、それだけのリスクを負うことの怖さをお伝えしなければいけませんから、そこはじっくりとお時間をいただきます。
具体的な数字として計画に───
次はその「強み」を計画に落とし込んでいきます。その計画は数字としてどうなのか。どれくらいの仕入れや原価がかかるのか、どれだけ人件費がかかるのか、どれだけ設備投資が必要なのか、どれだけ維持費がかかるのか、そのすべてを落とし込んでいきます。
そのうえで3年計画、5年計画を作っていきます。そしてその段階でさらに強みを落とし込んでいくのです。
何度もリスクと強みを重ねて行く…
とはいえ、その結果でてくる計画は甘い数字でしかないので、事業が失敗する可能性や要素も落とし込んでいくことになりますから、さらに強みを見出さないといけないわけですね。どこまで何ができるのかを明確にしていかないと、失敗の可能性が潜んでしまっている計画に留まってしまうと…。
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