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起業で軌道に乗り始めた気がする時の落とし穴

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税理士がざっくばらんに語る「名古屋の税理士が語る!」動画、いただいたご質問にお答えするシリーズ、この回のテーマは「起業で軌道に乗り始めた気がする時の落とし穴」です。
「起業して軌道に乗ってきたのですが、それを守ることに執着してしまい次の一手が打てません」

1つの事業だけで安定とは言えない───

これだけいろんな価値観が認められているなかで、その企業が本当に安定している状態と言えるのかですよね。1つの事業だけで安定という状況にはならないと思います。

私としては、最低でも3つの事業を同時に走らせるくらいでないと、安定しないと思いますね。

経営者は経営に専念できる状況あってこそ───

わかりやすく言うと、経営者が「経営屋」の仕事をきちんとできる土壌ができているかどうかなんですよ。たとえば何かの事業で、その人がいないとできない仕事という状態だと、人材育成ができていないということになるわけですね。

軌道に乗るとはどういうことか───

だとすると、1つの事業が軌道にのったように感じるのは序の口だということです。軌道に乗るというのは、もう自分がいなくてもその事業がまわって勝手にお金が入ってくる状況でなければならないのです。

人材育成および組織としての会社───

そこを「自分が自分が」になってしまうと、他の事業を展開したり多店舗展開したりできないですよね。身体はひとつしかありませんから。人材育成もそうだし、組織として会社を作ろうとしているかどうかですね。まだまだですね。

真に軌道に乗るまでは…

自分がいなくても3つくらいの事業がまわっていて、お金が入ってきて税金が払えるという状況になって始めて「軌道に乗った」と言えるのかもしれませんね。

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