税理士がざっくばらんに語る「名古屋の税理士が語る!」動画、いただいた質問にお答えするシリーズ、この回のテーマは「起業で失敗するケースとは…?営業活動・事業計画共同経営」です。
「起業で失敗するケースを教えてください。最初はお客さんって来ないものですよねえ?」
さあ開業してお客さんが来ない…───
開業してから営業する方が多いですよね?許可や申請が必要な業種は別にして、物販やサービス業であれば開業前に「こういうこと始めます!」という告知や営業はできますよね。
それをやって、ある程度なんとなく雰囲気をつかんで、こういったものを作ってほしいですとか、そういう声が集まった上で開業するというのが本来あるべき姿ですよね。
やりたいことだけでは…───
やりたいことをやりたいだけ…では難しいですよね。そういう人に限って言うんです。「まだアレだからできない」とかね。でもそんなことを言っているようでは、開業してからもできないですよね。だから失敗するんです。
開業したもののなかなか…───
事業計画通りにうまくいかない…となれば、それは事業計画の設定の仕方自体に問題がありますよね。楽観的な甘い設定の仕方をしていたと。きっとマイナス要素がその計画には抜けているんですよたぶん。
営業活動に対する成果の見通しの甘さですね。見通し通りにいかなかった時の対処法が計画されていないと。
マイナス要素に目を向け根拠を明確に───
金融機関から融資を受けるためだけの事業計画ではなくて、実際にマイナス要素、ストレスを考慮した上での事業計画をちゃんと立てているかですね。根拠のない、こうなったらいいなという計画は計画ではないわけですね。
決まらない、責任をとらない、分散してしまう…
さらに共同経営となりますと、その相手が経営者としてちゃんと覚悟をしているかが重要ということですね。決断を誰がするのか、話し合いではなかなか決まらない、誰が責任を持つのか、そういった決断力・実行力が1人の場合は腹がくくれるものも、それが分散してしまうケースも多いわけですね。
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