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「ブラック企業」を税理士はどう見ているのか…解説しました

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税理士がざっくばらんに語る「名古屋の税理士が語る!」動画です。この回のテーマは「税理士は『ブラック企業』をどう見ているのか」です。

なぜブラック企業は生まれてしまうのでしょうか。有名な企業にも中小にもあります。
きちんとやれば、ちゃんと会社はまわるはずです。ブラックになってしまうのは経営者の責任です。

ブラック企業が生まれる理由━━━

2つ理由があると思います。まずは、経営にあたっては人・モノ・お金・情報のバランスが大事なわけですが、基本的に「採算を考えないで経営している」。故に無駄にお金ばかり出してしまって、どんぶり勘定でやってしまう。なので、従業員も無駄に働かないといけない状況になっているということですね。

従業員の役割 経営者の役割━━━

2つめは何かと言うと、従業員にきちんとした役割を与えていないということです。その日その日で行き当たりばったりの仕事をさせたりする。計画を立てて仕事をしていない、だらだらと働かせているという。

その2点をきちんとすれば、きちんと会社が回る。それらができてないということで、無駄な部分が増えて、ブラック企業になってしまう。ブラックになってしまっているのは、経営者の責任というになるわけですね。

ブラックになっていたら判断すべき━━━

しかしこのご時世、ダンピングがあり、厳しいところを迫られると。でもどこかで判断しないといけないんです。判断って何かというと、今の事業を継続していいのかって話です。

改善できないのであればそれはもう━━━

つまりよくよく考えてですよ、売り上げを伸ばす要因がない、じゃあ従業員もきちんと仕事をコンパクトにして仕事の回転率を上げることによって売上を上げられるというところが見込めないというのであれば、もう経営としては破綻しているという話なんです。

ブラックだから存在できている?

ブラックな状態だから存在できているけれども、そうでなければ存在できないという会社は、経営に失敗している状態、本来は倒産すべき会社が倒産せずにブラックだから残っている状態でもあると言えるということですね。

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