社会の問題を解決するソリューションを見出すトーク配信番組「アートリーアカデミア」、この回のテーマは「ブレイン・マシン・インターフェース」
念じるだけでロボットが動く「脳内チップ」。脳にチップを埋め込むことで、意思や思考のみでコンピューターや機械を動かすのがブレイン・マシン・インターフェースという技術です。
研究が進んでおり、アメリカの調査会社によると2027年には37億ドルの市場規模に達する見通しだと言われています。
当事務所の名古屋の税理士・原辰彦は番組の中でブレイン・マシン・インターフェースがどうビジネスになっていくのかについて語っています。
視覚で動かせるように───
最初は、コントローラーを動かすことをサルの認識としてはもっていって、脳内チップを埋め込んで視覚と手を動かすことを連動させて動かせるようになったら、コントローラーのコードを抜いてある状況にしても動く…という状況になったみたいね。それが使えるようになってると。
夢のような話が産業になるのでは───
20年前とか30年前とかにあった夢みたいな話でしょ?視覚障害者の方に脳内チップを埋め込んで、見えるようにするといった発想はあったけれども、ようやく、考えたことを行動に移すことを、自分がやるんじゃなくって自分以外のものを動かすことができるレベルになってきたということに正直わくわくするし、商売として産業としての魅力ですよね。新しい産業になっていくんだろうなと思いますね。
現実的に脳に埋め込みやすくなるのでは───
以前は電池を入れて…だったものが、今はBluetoothで飛ばしてだし、充電も一日分をしておくことができて、大きさもコインくらいになってると。23ミリだったかな。厚みも9ミリくらいだからたぶん、頭蓋骨に埋め込むとそのまま嵌まるくらいの大きさだと思うんですけど、もっと小さく薄くなれば脳みそにペタっと貼るくらいのものになっていくんじゃないかと思うと、いろんな業種がそこに手を出してくる可能性はあるんだろうなと。
操作だけでなくて脳で思っただけで…───
もっと、いま目の前に見えるものについて、脳内チップを埋め込むだけで変わることもあるんじゃないの?って。
夢を画像化できるのだったら、例えばアーティストの方たちが思ったこと、例えば絵とかをアウトプットできたら、今の技術ではできないようなものを見ることができるっていうのも素敵ですよね。
ブレイン・マシン・インターフェースについては、まだまだ具体的にどういう領域でどういうアウトプットをしていくのか、ビジネスになるまでには様々な課題がありそうですが、体が不自由な方がこの技術を使って体以外のものを動かすことができるようになったら、それは希望のあることですし、そこからさらに技術が発展していく流れが良いのかもしれませんね。
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