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事業を拡大!その際に発生しやすいリスクとは

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税理士がざっくばらんに語る「名古屋の税理士が語る!」動画です。この回のテーマは「事業を拡大する際に発生しやすいリスク」です。

いよいよ事業が軌道にのってきて、事業を拡大しようというタイミングで、起きやすいリスクがあります。事業の拡大には融資がつきものです。あなたの事業はどのようなお金の動きになっているのか、拡大後の資金の流れの見通しはどうなっているのか…。

借入には種類がある───

わかりやすところで言うと、借り入れの把握ですね。まず借り入れにはどういう種類があって、それぞれどういう特徴があるのかを把握できていない方が多いんですね。

銀行や信用金庫でお金を借りる時に、向こうは「どの借り方にしますか?」と聞いてくるわけですよ。

それぞれの借入の特徴と商売に合っているのかどうか───

「証書貸付」「手形貸付」「当座貸付」主にこの3つがあるわけです。

証書貸付の場合は、すぐに翌月から返済が始まる始まりますよね。手形の場合は手形の期日に一括で返済であったり、ある程度の期日で切ってターンで返済していくケースがありますよね。当座貸付の場合は、例えば3ヶ月なら3ヶ月後に全額返しますという契約になります。

必要になるのは、拡大しようとするご自身の事業が、どの商売スタンスに合っているのかということです。売上がどの時点で上がるか、すごく大事ですよね。

簡単に資金はショートしてしまう───

例えば、中古車を売買する商売としますよね。お金借りました。でも、売れるのは半年先になってしまうというケース。高く売れるタイミングの時に返済しようとすると、売れたときに初めてお金を返せます…になるので、融資を受けて初めてお金を返せるのが、半年後ということになってしまうわけです。

それなのにもし証書貸付だったら、まだ1台の売れていないのに返済が始まってしまう、資金がショートしちゃいますね。

そうすると、やっぱりじゃあ当座貸付のほうが良かったとか、手形貸付のほうが良かったとか、そのあたりを見誤らないようにしないといけないのです。

気づいたら転換する柔軟さも大事───

返済は損益計算書に現れません。利益と返済の関係を追わないといけない。そういう視点から借入額も借入期間も考えないといけません。もしギャップがあったら、すぐに方向転換することも大事です。

どう借りるかはどういう商売なのかを知ること

やろうとしている、拡大しようとしている商売がどういうものなのか、しっかりとマーケティングが必要ということですね。事業計画を立てているのであれば、リスクの部分も含めてしっかり市場調査できているかになりそうですね。

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