社会の問題を解決するソリューションを見出すトーク配信番組「アートリーアカデミア」、この回のテーマは「コピー経済」
「コピー経済」とは、既存の製品やサービスをコピー=模倣して生産・販売することに重きを置く経済システムのことです。
模倣の競争を超えてビジネスを成長させるにはどうしたら良いのでしょうか?
当事務所の名古屋の税理士・原辰彦は番組の中で「コピー経済」について語っています。
偽造はNGだけど模倣はセーフ?───
コピー商品である偽造品に対して、コピー経済の模倣品は不正ではないと言われても、「偽造品」と「模倣品」のそのラインの線引きは難しいんですよね。パッと見で勘違いしちゃうものもありますよね。
すべてのコピーを抑制するのはナンセンスでは…───
コピー経済がダメだとは思わなくて、購買層の違いだったりがありますからね。経済が活性化することには違いないわけですよね。だから抑制させるのはナンセンスだと思うんです。コンプライアンスの面だけで話をしてしまうのは良くないのではないかと。消費の意欲も抑えることになっちゃいますからね。
開発を持続させるという発想が消費者側にも生まれている───
一方で「エシカル消費」という考え方もありますものね。モノを買っているのではなくて、その企業体に対してそこから買うという、消費行動に「投資」という意識が反映するというね。
模倣を超えて洗練されたオリジナルへ───
模倣しているといっても、何を模倣するのかとかスピード感とか、やっていること自体は高度なんですよね。日本って、オリジナルの物を改良してさらに良いものにして売って評価を得るということを昔から続けてきたわけですよね。天ぷらもラーメンも車もそうですよね。
コピーをきっかけにして、さらに良いものを生み出してオリジナル化してストーリーを生み出すことはもともと日本の得意技だったはずなので、コピーではなく再解釈と捉えていくことが必要なのでしょうね。
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