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初めての雇用 不安要素と注意点・どう見極めるか

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税理士がざっくばらんに語る「名古屋の税理士が語る!」動画です。この回のテーマは「初めての雇用での不安と気をつけなければならないこと」です。

特に個人事業主で初めての雇用となりますと、面接をするのも初めてというケースがほとんどだと思います。雇用で大切なのは、あなたの事業に最もフィットした人を採用すること。そのために見極めなければならないこととは。

面接と職務経歴書───

まずは面接ですよね。面接のときにどういうふうにどんな質問するか。何を聞いて、何を聞い出したいか。そこが大事になってきます。

でも多くの事業主の方は、初めての雇用ですと、それまで面接なんてしたことないということになりますよね。ですので一般的に、応募者に絶対用意してもらわないといけないのは、履歴書もそうなんですけど、「職務経歴書」が必要になってきます。

聞きださないといけないこと───

まあ、人というのはですね、自分を良く見せたいという心理が働きますから、経営者は何を聞かなきゃいけないかというと、その人は「何ができないか」ということを聞きださないといけないですね。

職務経歴書には嘘を書くこともできますよね。なので、そういうところを見極める必要があるんですね。私もよく顧問先が人を募集したときの面接をさせていただくんですけど、「何ができないのか」ということを聞くんです。

辻褄を突き詰める───

具体的には、たとえば職務経歴書に書いてある達成できたことについて、どのように達成したのか聞くんですよ。話の辻褄が合ってるかどうか。ちゃんと達成している人はきちんと段取り良く話ができるんです。でもそうじゃない人は辻褄の合わない話になってくるんです。

例えば経理という職種を見ても───

例えば、経理が希望ですと、簿記3級持ってますと、持ってますとは書けますよね。経理の仕事に就いていました、これも書けますよね。そこから具体的に、仕訳をできるかとかですね。経理の仕事をしていても伝票の整理しかしていない人もいるわけです。

なのに、「経理の仕事をしていたので決算までできます」みたいなことを言う人もいるわけです。

見極めるのと疑うのは違う

職務経歴書を見ただけで、採用側が「この人ならこれくらいできるだろう」と思い込んでしまうケースが多いようですね。本当に必要な人かどうか見極めるには、何ができるかよりも何ができないかを見極める必要がありそうですね。

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