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各地を転々として自由に働くデジタルノマドの才能を日本が活用するには?

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社会の問題を解決するソリューションを見出すトーク配信番組「アートリーアカデミア」、この回のテーマは「デジタルノマド」

デジタルノマドとは世界各地を転々としながらIT技術を駆使し、リモートワークで自由に働く人々のことです。

デジタルノマドの誘致合戦が開幕したといっても良い状況です。世界中からプロフェッショナルの才能を得てイノベーションを加速するにはどうしたら良いのでしょうか?

当事務所の名古屋の税理士・原辰彦は番組の中でデジタルノマドについて語っています。

日本の企業が仕事を発注する場合───

日本のデジタルノマドビザについてですが、弱いと言われているのは税制のところですよね。国内で給料を払うと源泉所得税がかかりますよね。そのあたりの優遇が一切ないので、デジタルノマドの人に給料を支払っても源泉は引かないといけないんですよね。

就労期間も他に比べると長くない───

条件として年収1,000万円以上なので、円で考えると高い感じがしますけど今は円安なのでベースは落ちますよね。とはいえ所得ベースで言うと高めではあるけれども、ビザの期間も就労と違って6ヶ月という期間の設定がそんなに長いほうではないですよね。

誘致による良い影響を考えると…───

悪いところに着眼点をもってしまうといけないのですが、コミュニティがもっと活性化するという要素がありますよね。どうしても労働人口として見る見方のほうが比重は大きくなりますし、外貨を落としてくれるインバウンドの重要性の部分がありますよね。日本の国内でお金を落としてほしいですからね。日本としてはウェルカムという考え方をしていかないといけないのかなと。

ビジネス的成長よりはインバウンドの視点なのでは───

なぜ日本が6ヶ月かなのですが、おそらくなんですけど、滞在期間を過ぎても居続けるオーバーステイ状態の外国人が結構多いというところですよね。だから短い期間にしたというのがあるっぽいんですよね。管理できないといいますかね。

もっと企業が主体となってデジタルノマド人材を誘致するようになると、滞在プランも魅力的なものが増えていくのかもしれませんね。そうなることで優秀な人材と触れ合えるきっかけにできそうですよね。

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