税理士がざっくばらんに語る「名古屋の税理士が語る!」動画、いただいた質問にお答えするシリーズです。今回はこのようなご質問をいただきました。
「起業して経営を始めたのですが、どうしても同世代ばかりが多く、他の世代の方と知り合ったり取り引きをしたいのですが…?」
金融機関のマッチングサービス───
たとえば異業種交流会とかに参加するだとかそれはそれで必要だとは思うのですが、なかでも堅いと思うのが銀行が行っているマッチングですね。地域貢献として紹介だったりというサービスがあったりしますね。そういったところで「こういう方いませんかね」と相談して繋がっていくというのはあると思いますね。
ただ、もちろん預金口座を作るなど銀行との取引が必要になりますけれどもね。
そのサービスの目的とは───
金融機関の目的は「借入をしてもらいたい」ですから、そのための手法のひとつという側面があります。金融機関の営業マンもただ「貸し付けいかがですか?」と営業しているだけではないんですね。
マッチングによって何か良いものが生まれる可能性がある、そのために手元資金が必要になる、そこで借り入れをしようとなる、金融機関として貸付ができる状況になる、それをつくりたいわけですね。
紹介される側する側に信用力───
だからこそ金融機関が「ここになら貸付をしたいな」と思われる存在になったうえで相談ということになりますね。そこまで頑張った上での相談ですね。信用力があるの?と思われる状況では、そもそも金融機関が紹介する先への顔向けもできませんからね。
どうしたら紹介してもらえるのか───
どういう事業体であればその紹介にのりやすいのか、その先のビジョンとしてこういった借り入れが生まれるかもしれないというものを考えているかどうかが大事になるかもしれません。
あとがき
そういった前提があるということを認識したうえで、金融機関が主催するマッチングイベントに参加するといった方法もあります。
異業種交流会、朝活などさまざまありますが、参加することに意義があるのではなくて、それぞれにどういう出会いがあって、どう活用するかが重要なのではないでしょうか。
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