税理士がざっくばらんに語る「名古屋の税理士が語る!」動画です。いただいた質問にお答えするシリーズ、この回のテーマは「M&Aを繰り返す会社って?売るために創業するって?どういうこと?」です。
「名古屋のある喫茶店チェーンのように、誰かに買われて、また買われてと、企業買収を繰り返してる会社は、一体どういうことなのでしょうか?いらないから売却されるわけでもなさそうですし、繰り返すたびに規模が大きくなっているような。順調に大きくなっているなら、売る必要も無いと思うのですが…。」
株を買って売るのと似ている───
わかりやすく言うと、投資が目的と考えていただいたときに、例えば株価が100円の会社を買って、その株価が200円になるまで、300円になるまで規模を大きくする、利益を増やしていって、それを売却すれば株価として300円となれば200円の利益が生まれますよね。
それが続いているという可能性がありますね。
成長を見据えた売買───
上場していなかったりですとか、いろんな要素はあると思うのですが、見るべき点としてはその事業自体がどこまで成長するのかなあと考えて、その時点で売っている買っているということですね。
自分はゴールだと思っていても───
M&Aというと自分の会社がいらないから売るというイメージがあると思うのですが、そうじゃないんですね。
創業者がここまで頑張って会社を大きくしたと、でも自分のなかでは事業は飽和状態なんじゃないかと。一方で新しい事業がしたい。
じゃあこの会社を売って新しい事業の資金を…ということで創業者は売ったというね。
発想の違いで拡大を繰り返す───
ところが次に買った人は「全国展開できる」「世界展開できる」と、そういった違う発想があると。売る側と買う側の意識の違いですよね。
そして大きくしていったら、今度は誰か買う人いないかな?と、するとまたさらに違う発想で大きくできる人が買うと、そういう流れですね。
M&Aにも様々なケースが
M&Aといいますと事業承継であったり、いらない会社を売るというイメージがあるかもしれませんが、まだまだ成長させることができる、そういった余地があるものを売却してさらに成長させる、発想の違いでどんどん大きくなっていくというM&Aの繰り返しというケースもあるわけですね。
👇全編ご覧になりたい方はこちら