税理士がざっくばらんに語る「名古屋の税理士が語る!」動画です。この回のテーマは「中小企業・零細企業が好況・不況に影響されにくい会社にするには」です。
足元の景気がやや良くなってきた…という声が。ようやく中小零細の現場からも、少しずつ聞こえてくるようになりました。今こそ、好況・不況に左右されない会社の体力をつける算段をつける時期です。今、できることとは何か。一緒に考えましょう。
好況になると銀行はお金を貸したくなる───
まず、不安の要素は何かといいますとお金ですよね。そう考えるとやはりお金を貯めるスタンスですね。銀行などの金融機関は好況になるとどうしてもお金を貸したいという方向になっていきますので、ギャップが出てきますよね。
必要資金と余剰資金の明確化───
金融機関は低い金利で貸したい貸したいになる一方で、経営者はお金を貯めたい。その貯めるお金について、余剰資金として持つお金と、必要資金として持つお金の色分けですね。
必要資金、いくらあればまずうちの会社は大丈夫だという基準を持っておかないといけませんね。そういう発想が良いと思うんですね。
好況な時にやっておくことやってはいけないこと───
景気が良い時こそ預金の枠を作っておく、それに基づいて融資の枠を作っておく、そういう算段をしておいたほうが会社としては都合が良いと思いますね。
事業拡大のために融資を受けることは良いと思いますが、大事なのは計画性です。計画性の無い波にのっただけの拡大、そのための借入をするというのは良くないですね。
設備投資をするなら個別の計画性───
資産のバランスと負債のバランスが、どんな状況なのかを理解した上で事業拡大することが大切ですね。
売上としてどこまで持っていけるのか、たとえば新しい設備を導入するのであれば、それによってどれだけ売上が伸びる見込みなのか、その借入をどれだけで返せるのか、その計画によってやるべきかどうかを判断しますね。
不安定だからこそ安定を目指して
安定した資金を持っておくためにはどうしたら良いかという考え方ですね。好況・不況で仕事は安定しないですよね。だからこそ、好況な時こそお金の安定化ができるように目指すことが大切といえますね。
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