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AIがつくる作品の著作権は?という疑問から深掘り…AIが自分を変える時代が来る?

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社会の問題を解決するソリューションを見出すトーク配信番組「アートリーアカデミア」、この回のテーマは「AIが生み出す作品」

日本でも「AI美空ひばり」や「AI手塚治虫」の新作発表が話題となりましたが、アメリカの著作権局はAI研究者が著作権申請した「アルゴリズムで写真を再加工することで生成した絵画」を、人間の介入が最小限になっていることから人間の著作権の要素が含まれていないとして却下しました。

今後AIによる著作物はさらに増えていくと考えられるなかで、高度化するAIがもたらすものとはなんでしょうか?

当事務所の名古屋の税理士・原辰彦は番組の中でAIが生み出す作品について語っています。

著作権の観点からみれば───

著作権という話になると結局、人の感情だったり思想がちゃんと入っていて、人が作っているものが前提になりますから、もともとあった写真をAIで加工しただけとなれば却下されるでしょうし、芸術性で見たときにもどうなの?となりますよね。

業務をAIがやってくれるようになれば───

考えなくてはならないことよりも、単純作業のちょっと延長線上のものはAIを活用することで時短につながるので、そういうイメージは強いですね。私の場合だと事務的な仕事の部分はAIである程度できるというカタチにもっと進めばいいなと思います。

過去の蓄積に加えて新たな要素を加えることで───

思うのが、亡くなってしまった方の創作物をAIで新たに作るとなっても、ベースになるのはその人が生きていた時代が背景になるわけじゃないですか。そこに加えて今の時代背景をディープラーニングのなかに入れていけば、さらに今その人が生きていたらというものになりますよね。

感情も組み込まれるようになったら…───

AIにさらに人間の感情を……バイアスじゃないけれども、プログラミングのなかで活用する要素のひとつにすると、そういったこともできそうですね。

その感情をいかに表現するから人それぞれで違うわけで、それがAIにも可能になるとアウトプットがその都度変わってくるわけですよね。

自分自身のすべてをAIに組み込めるようになったら、自分がやらなくても、自分がやることをAIがやってくれるという時代がやってくるのではないでしょうか。そこから自分から学ぶことで自分はもっと成長できる、自分自身と切磋琢磨することができる、そんな未来は近いのかもしれません。

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