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分析によって意思決定を行うデータドリブン経営でどう変革を起こす?

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社会の問題を解決するソリューションを見出すトーク配信番組「アートリーアカデミア」、この回のテーマは「データドリブン経営」

データドリブン経営とは、勘などによる直感的な経営手法から脱却して、客観的なデータ分析を通して意思決定を行う経営手法で、DX時代を生き抜く企業に対して重要視されています。

日本マイクロソフトは、企業のデータ活用促進に向けて「データ分析・内製化支援プログラム」の提供を始めると公表しました。データ分析パートナーやコンサルティングパートナーと協業して、日本の企業のデータ分析内製化をサポートすることで、国内のデータドリブン分析を推進していくとみられます。

当事務所の名古屋の税理士・原辰彦は番組の中でデータドリブン経営について語っています。

経営の選択肢を可視化してスピード化───

要はスピード化だと思うんですね。経営の選択肢のスピード化と、選択肢の幅を広げるための手法として、内製化を進めていくものだという認識ですから、会社にとっては世の中の流れに追いつけるように状況を作っていくものじゃないのかなと思いますね。

「知りたい」からデータによる提案へ───

一般的なコンサル会社の、フォーマットを売るというのとは違うと思っていまして、ビッグデータの採集の方法の仕方から指導が入ってくるかたちになるので、「こういうものを知りたい」じゃなくて「こういうデータを集めることによって」という提案型になってくるんじゃないですかね。

答えを求めるのではなくデータが語る───

最初から答えを求めるのではなくて、答えをいくつも出していくための内製化、データ分析化という認識なんですよね。データドリブン経営はその延長線上にあるので、人が考えないのではなくて、考えるための時間をなるべくかけないという話になる。経営者の仕事と、データを集める人っていう層が全然違ってくるんだろうなと思うんです。

それでその変革は、どう働くかっていうところも変わってくるんじゃないのかなと思いますね。

感覚的な経営層へのアプローチ───

高い年齢の経営者層の感覚って、財務諸表の見方も結構偏っていたりするんですってね。「俺が答えだ」みたいなところがあったりしますからね。

財務諸表もいろんな数字の一部でしかなくて、様々なものを数値化して全体的に把握することが必要なんだけど、これしか答えはないって考えている方に対して、選択肢みたいなものを提案する話になるのでしょうね。コンサル会社嫌いというようなところに、違うよというアプローチをしていかないといけませんよね。

それまで感覚でやっていたことから、データを見るだけでも分析する前の段階から様々な発見があり、分析すればさらに気づきが生まれ、それが経営に直結するという実感ができれば、データドリブン経営のメリットはすぐに感じられるのではないでしょうか。

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