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赤字店舗をいつたたむ?事業の引き際をどう見極めたら良いのか

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税理士がざっくばらんに語る「名古屋の税理士が語る!」動画です。いただいた質問にお答えするシリーズ、この回のテーマは「赤字店舗をいつたたむ?事業の引き際をどう見極めたら良いのか」です。

「部門別会計を導入して、どうにもならない店舗があることが見えてきた場合に、その、赤字店舗をどういうタイミングで、畳んだらいいのでしょうか。事業の引き際を教えてください。」

本来は黒字化の期限をあらかじめ設定すべき───

本来は新たな店舗を出店する時点で、いついつまでに黒字にならなかったら撤退すると考えておくものなんです。目安を作っておく。物事はお尻を作っておかないとダラダラいってしまいますよね。

目的もなくズルズルやっても好転しない───

お金が減っていく、それがゼロになってしまったら終わりですよね。そうなる前に、もうダメだと判断するタイミングを作っておかなきゃいけませんよね。

どこまで頑張ってどういうふうにやったから…というその理由でやめるのか、ズルズルいってお金が無くなったからやめるのかでは、違いますよね。

そのうち良い話が来るかもしれないと、目的もなくやっていても良くはならないんです。

他力本願な考え方では変わらない───

いま、好転の兆しがないのに5年後に好転するのかって話ですよね。その間に何か施策をやったのかですよね。何もせずにいつか何か起きるかもといった他力本願な考え方ではしないですよね。

商圏だったりニーズだったりをちゃんと把握しているのか、ですよね。

引き際をしっかり「算出」しておく───

引き際をどう判断するかですが、今の時点でやってないことをまずリストアップすることですね。売上を上げるために何をしたか、それが効果があったかどうかを検証する必要がありますね。

そして1ヶ月の店舗運営にいくらかかっているのか、今の手元資金でいつまでできるの?と。原状回復工事の費用なども掛かりますよね。退去をいつまでに言わなければならないのかもありますよね。

タイムリミットが重要

予算としていつまでできるのかを算出しておくことが大切ということですね。そのラインを仕切った上で、何をやっていないのか、何をできるのか、それをリストアップして実行する、効果を検証する、それをタイムリミットまでに実行したうえで好転できなければ引くということが重要ということですね。
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