社会の問題を解決するソリューションを見出すトーク配信番組「アートリーアカデミア」、この回のテーマは「ゲームのSNS化」
香港の民主化運動が「あつまれどうぶつの森」を舞台に行われたりと、ゲーム内のチャット機能によって、互いに意思疎通をするゲームのSNS化が進んでいます。
若者や、10代の利用者も多い中で、デジタルプラットフォームがもたらす危険性にも注目が集まっています。
当事務所の名古屋の税理士・原辰彦は番組の中でゲームのSNS化について語っています。
昔もセカンドライフってありましたよね───
「かつてセカンドライフってありましたよね。アバターそれぞれいっぱい作ったりね。すごく一時期流行ったと言うか。盛り上がったことありましたね」
人を集めるのではなく、人が集まる───
「広めやすいではなくて、ゲームといいプラットフォームができているから、集まりやすいってふうになってると思うんですよ。今回の話は特に『扇動罪』って香港では言われているけれど、『みんなで集まりましょうね』みたいなところ。人が既にそこにいっぱいいるのだからそこでっていう。プラットフォームに簡単に入れるから、その(集める側の)活動家もアピールしやすかったって言うところでしょうね」
日本で何が問題になっていきそうか───
「問題点は何っていうと、10代とかね。若年層の人たちに対しても、分別がつく・つかないの部分で、広げてしまうことが問題じゃないかなっていう。たとえば、大人しか入れない、プラットフォームだったらまた違うんじゃないのっていう」
「一方で、広がりながらもセグメント化が進んでいるのかもしれない。どんどん進んでいくのかもね」
良いことなはずなんだけど───
「悪いことじゃないんですよね。交流も増えていくし、いろんなそれこそ会話いっぱいできるから。全然、賛成なんですよ。さっきのセグメントじゃないけど、セグメントの在り方をどこで仕切るのっていうところって今曖昧じゃないですか。極端な話、成年か未成年かぐらいしかないけど、もう少し、区分けしておかないといけない情報もあるんじゃないか」
「創造性だったり考えたりする部分を妨げちゃいけないってのは、大前提として考えるべきじゃないのかなって。真剣に考えてあげないといけないですよね」
参加者に、いざとなるとその場がなくなってしまうという危機感があれば、自分たちでその場を守ろうという自浄作用が逆に生まれるかもしれません。
とはいえ、大人がそういった子どもたちの創造の場を奪うようなことをしてはいけません。第三者の目も入れてそういった場を守るという動きが必要なのではないでしょうか。
ゲームもひとつの地域として、コミュニティの形成を促す必要がありそうですね。
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