社会の問題を解決するソリューションを見出すトーク配信番組「アートリーアカデミア」、この回のテーマは「新しい生活様式」
新型コロナによって大きく変わった生活。「新しい生活様式」と言われるように、もうその変化は不可逆的なものになってしまうのでしょうか。
すべてが戻らないわけでもないし、落ち着けば戻ることもあるでしょう。でも、すべてがそれまで耐えきれるわけではないかもしれません。
当事務所の名古屋の税理士・原辰彦は番組の中で新しい生活様式への展望と、変わらないものについて語っています。
終電が早くなることで───
「私は困ることはないんですが、これが景気後退の前触れに見えちゃうんです。世の中のお金が回らなくなる前兆に見えてしまう。例えばこのままリモートワークが当たり前になるとかで、人が出歩かなくなるってことは、世の中にお金が回らなくなる。そうすると、衰退する事業もあればそうじゃない事業もある。でもバランスって必要なので、ここら辺を景気後退の目安にしちゃうところが私の中にあります。」
鉄道会社自体も───
「公共交通機関と言っても、運営するってことは利益をもらわないといけないので、赤字でやり続けるってことは難しい話になります。」
変わったら戻らない?
「スペイン風邪の時だって世界中で生活スタイルが変わったわけですよ。それと同じように、ここからの世界も変わらなきゃいけないっていうタイミングになってると思うんですよ。例えばAmazonの宅配だって、ドローンが運ぶってこともどんどん進んでいくでしょうし、どんどん人件費をかけなくてもっていう話に体質としてはなると思うんですよ。」
すべてがリモートで済むわけではない───
「私の仕事は熱をいれなきゃいけない仕事なので、熱量の部分が必要になってくるからこそ、時間かけてでも会いに行かなきゃいけない。」
すべてが新しくなるわけでないし、新しくならざるを得ないものもある、そのことを認めるまたは感じ取ったうえでどう手を打つのかを考えていく必要がありそうですね。
自分の事業はその変化に関係があるのかないのか。利用する側としてのことであれば対応すれば済むだけの話ですが、それが事業に影響を与えるとなれば対応しなければなりません。
なかには、生活様式が新しくなることによって無くなってしまう仕事もあるかもしれない、一方で生まれる仕事もあるかもしれない。まさに今はそれぞれがどう動くか、はたまた動かないのか、問われている時代なのではないでしょうか。
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