社会の問題を解決するソリューションを見出すトーク配信番組「アートリーアカデミア」、この回のテーマは「マッチングアプリのトラブル」
マッチングアプリというと、婚活や出会い系をイメージしてしまいがちですが、ビジネスにおいてもマッチングを目的としたウェブ・アプリは今やたくさんあります。
便利な一方で、就活中の学生がOB訪問アプリで出会った人に睡眠薬を飲まされたという事件も起きています。潜む危険性とどうしたら良いのかを考えます。
当事務所の税理士・原辰彦は番組の中でビジネスマッチングとアプリについて語っています。
OB訪問マッチングアプリは盛ん───
「おじさんの私から見ると、(昔は)OB電話するみたいな感じだったのが、今は簡単にマッチングでやれてしまうっていうのはそんなに普通にあることなんだって。でもやっぱり簡単に会える分だけ危険さってあるのかなって。前は敷居があるわけじゃないですか、直接会社に電話してどなたか見えますか? みたいな、アポを取るっていうのがいまは全部チャットだったりでやり取りしちゃって出来るっていうのは、ちょっと意外に感じた。簡単なんだなっていうのは感じましたね。」
結局はモラルの問題───
「人のモラルの問題。大体は上手くいってるわけじゃないですか。どっちかが注意すればよかったんじゃないのかなって思っちゃうんですけど、でも大きい話にもなるわけよね。」
アプリだから悪…ではないのでは───
「これアナログの世界でも起こりうる話ですよね。誰かが紹介したとしても、その先でトラブルの話だってありうる話だから。一概にこのアプリがっていうのは言えないと思うんですよ。」
第三者を入れなければ危険なままでは───
「例えばOBに会ったらOB側からのギブアンドテイクを求めるものもあったりする。アンケートに答えてくれるんだったら会うよとか、というのもあったりするから、どこまで……それがあるからこそ会うっていう、OBの方も。」
「OB・OGはなんで会うのっていったら、そういうのがあるからこそ会うわけですよね。社会人として時間がある、印象をよくするっていうプロモーションとしてっていうのがあったりする。もちろん第三者は入れないといけないと思うんです、危険な頻度は高いと思いますしね。でもどこまでやれるかな。」
見知らぬ人と人が会うこと、その行為自体に一定のリスクはどんなケースにおいてもあるわけです。そこに対等ではない力関係が入り込むとなれば…、実は婚活や出会い系よりもビジネスのほうがトラブルが発生する可能性は高いのかもしれません。
第三者の視点を入れてそれぞれのアプリの透明性や信頼度を高めることも必要ですが、やはり使う側が「人と会うことにリスクはある」という認識を常に持つことが必要なのではないでしょうか。
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