税理士がざっくばらんに語る「名古屋の税理士が語る!」動画です。この回のテーマは「起業すれば自分の時間が24時間自分のものになる?」です。
「会社員と違って経営者は好きに時間が使えていいなあ……」というのは本当でしょうか?
何のための自由なのか───
私自身も事務所を経営していますが、そんなことはないですよ。いつも仕事のことしか頭にないですからね。その「自由にできる」の意味をどう捉えるかですよね。確かに、事業のためには自由に動けますよ。
個人の場合はまったく境目はない───
個人の場合は、自分が売上をあげるしかないので、自分自身が動かないといけない、考えないといけないという算段を常にとらないといけませんよね。いつでも経営者ですよね。
法人の経営者も時間を区切っての雇用ではない───
法人の経営者の場合も、会社とは委任契約であって雇用契約ではありませんから、そもそも定時があるわけではないんですよね。その上、責任もあるので高い報酬を受け取っているわけですよね。
ですから常に、会社の売上をたてるため、利益を出すため、お金を貯めるために全力で尽くす、それが委任契約なんですよね。
経営の仕事は目に見えないものがある───
経営者は「経営屋」として仕事をするのが前提になりますから、現場に立つとか、営業に行くとか、それ自体が仕事というわけではないですよね。
そこが、傍から見ると仕事をしているように見えないケースもあるというだけですね。
あとがき
確かに時間の使い方は自由になるかもしれませんが、その使い方によって売上、利益、貯金そういった業績が左右すると考えると、それは一般的な「自由」とは違うということですね。
趣味を仕事にしたとしても、仕事は趣味ではないので、やりたいことをやるのではなくて、商売であるという前提で考えてやるということを常に頭において動かなければならないということですね。
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