社会の問題を解決するソリューションを見出すトーク配信番組「アートリーアカデミア」、この回のテーマは「バーチャル空間のデジタル不動産」
仮想空間上の土地があっという間に完売したという事例が見受けられるようになりました。ゲームなどのなかで土地を購入する。メタバース上の不動産を持つことはどんな意味があるのでしょうか。その先の見通しは…。
当事務所の名古屋の税理士・原辰彦は番組の中でバーチャル空間のデジタル不動産について語っています。
考え始める良い起点になるのではないか───
「バーチャルの空間って基本的には果てしないものだと思うんですよ。場所も選ばないし、時間も選ばない。それを不動産として切り売りする。今回はあくまでもゲームの中での話ですけれども、もう少し視野を拡大して考えると、リアルとバーチャルっていう部分の棲み分けだったり、仕組みを考える良い起点になるのかなと思います。」
空間に価値が出てきたからこそのデジタル不動産───
「そのゲームのユーザーがずっと増えてる状況、ブロックチェーンで広がりが増えたぶんだけ、ニーズが増えたから今回のようにデジタル不動産という話が出てきた。要は価値として付加する部分が出てきたし、空間としての活用の仕方に選択肢が出てきたっていうことですよね。」
リアルとバーチャネルの兼ね合い───
「デジタルツイン。リアルにある場所やいる人をデジタル上に可視化する。たとえばバーチャルシンガポールだったり、バーチャル渋谷みたいなもののイメージに繋がりやすくなるんだと思うんです。」
「バーチャルの世界がリアルにどれだけ影響を与えるか、それがどんどん強くなっていく中で、じゃあリアル側をどうするのかっていう。バーチャル渋谷での商いの仕方と、リアル渋谷での商いの仕方。」
デジタルのなかでの商売へ───
「今はまだそれぞれのゲームだったり、アプリの中だったりでのデジタル不動産だけど、それぞれがつながってデジタルの空間が広がったら、どう商売としてうまみを持ってくるのか、デジタルのなかの商売の仕方をすごく考えられる。」
仮装通貨と同じように考えがちですが、ゲーム上のデジタル不動産はそのゲームが終了すれば価値がなくなってしまうという側面があります。終了しなくとも、他のゲームに人が移ってしまったら…。
でもそうならないようにゲームとゲームが連携してという動きになるかもしれませんし、ゲーム側も継続して魅力を打ち出し続ける必要に迫られますね。
ゲームのプラットホーム上にある以上はゲームであるし、だからといって侮れない存在にもなりそうですが、ギャンブル性の高さもあると言えるのではないでしょうか。ただそれはリアルの不動産でも言えますね。
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