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クールジャパンは本当に外国に響いているのか?ニーズに沿ったものを作るためには

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社会の問題を解決するソリューションを見出すトーク配信番組「アートリーアカデミア」、この回のテーマは「クールジャパン戦略」

昨年、内閣府知的財産戦略推進事務局が主催する「クールジャパン動画コンテスト2021」でザ・リッツ・カールトン日光の動画が最優秀賞を受賞、414作品の中から選出されました。

このコンテストは、動画を通じて新たな日本ファンの開拓や訪日観光の再活性化につなげていく取り組みでした。クールジャパン戦略は日本の文化を救えるのでしょうか?

当事務所の名古屋の税理士・原辰彦は番組の中でクールジャパン戦略について語っています。

プロダクトアウトになってしまっているのでは───

問題点と目指す姿についてなんですけど、「ザ・日本」という要素がすごく出ちゃっていますよね。例えば製造業とかそうなんですけど、良いものを作れば見てもらえるという発想がちょっと強すぎますよね。

マーケットインを目指しているのか?───

発信する力とか、共感してもらう力といったものを前面に出したうえで、モノがある商品があるっていうのが、あまりにも打ち出せていない。それを打ち出す努力をしていない感じもするんですよね。

クールジャパンを打ち出す前にニーズの集約を───

それこそ外部環境、外部の人間を入れてでもそこを強化して打ち出したうえで、外国の人たちが見たいものですよね本来は。クールジャパンは訴えていくほうなので。見てもらえるようにするには何を興味持ってもってもらえるの?というのをまず集約したうえで発信していくものを明確にする必要があると思います。

資本性ローンで実現してみては───

本当に成功させるつもりで、国のクールジャパンに対するお金が使われているのかですよね。たとえば、国や県にある「資本性ローン」を自治体がこういうことをやっていきましょうというね、そこにクールジャパンとしてのあり方で、商いを成功させる要素として融資するという考え方で持っていけると良いですよね。

クールジャパン戦略に沿ったマーケティング、事業を行う企業に対して、融資制度ができるとチャレンジしやくするなり、かつ、融資であることで成功する可能性も高くなるかもしれませんね。

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