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リーガルテック企業の急成長と身近に期待できること

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社会の問題を解決するソリューションを見出すトーク配信番組「アートリーアカデミア」、この回のテーマは「急成長するリーガルテック企業」

リーガルテックとは、法務業務にITを活用することで新たな価値を提供する分野のこと。その国内市場は急成長が予測されています。数年後には働き方や業務フローが大きく変化する領域になりそうですが、果たして。

当事務所の名古屋の税理士・原辰彦は番組の中で急成長するリーガルテック企業について語っています。

具体的にはどんなことが想定できるのか───

「思ったんですけど、例えば、顧客の特許の期限って弁理士が管理してるんです。それが様々な契約の期限といった話に展開できると、弁護士の収入のところが、リーガルテックによってビジネスとして増えるんじゃないかと思うところはありますね。」

デジタルを活用したアナログ感覚───

「(経営者が)契約書の文言をすべて把握しているかっていうと、把握していないと思うんですよ普通は。そこの部分が、弁護士じゃないと、ただ単に期限が切れるってことだけじゃなくて、こういう契約内容に変えたいってことだって、弁護士の目線からじゃないと伝えられないとか、わからない部分があると思うんですけど、それってもうそろそろ黄色信号が出ているんだけど…と言った部分は顧問弁護士であればそういうニーズが出てくるのかなって思いますね。」

もっと拡大する余地はあるのではないか───

「金融ではフィンテックがどんどん進んでいて、その一方でリーガルテックがこれからどんどん進むとなれば、現在のリーガルテック市場の評価は過小評価かもしれない。」

実は身近な活用も期待できるリーガルテック───

「例えばリーガルテックのなかで、(個人の契約も)見やすくするっていう部分のところが必要だと思うんです。誤解は与えないっていうところでね。」

「フローチャートじゃないですけれども、ある程度見える部分、絵とかで見てわかるとか、流れで見えるとか、時間的な部分でわかるみたいな部分が顕在化できるんであれば、この浸透のしやすさってのはまた違ってくるのかなと。要は危険が見えないから浸透しないんであって、危険が見えてくるんだったらリーガルテックってもっともっと違う形になるんじゃないかなと思います。」

日頃の生活の中でも契約するという行為は数えきれないほどあります。その契約書をすべてに目を通している人がどれだけいるでしょうか?

リーガルテックによってその契約書がもたらす危険性や可能性を可視化できるようになって、契約の「危険」が可視化できるメリットが享受できるのであれば、個人や中小企業ほどリーガルテックは急速に広がる可能性を秘めているかもしれませんね。

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