税理士がざっくばらんに語る「名古屋の税理士が語る!」動画です。この回のテーマは「売上目標を達成しても…利益出てますか?ダメな目標設定」です。
社員に売上ノルマ・目標を課すことの意味とは。駆け込みで売上をこなしたからって……それは会社の利益になりますか?
個数を売ることが目的になっては───
売上高がいくらかよりも、ちゃんと利益が出ているかどうかが重要なわけです。そう考えたときに「赤字でもいいから売上を立てろ」ではなくて、利益がなきゃいけないということを前提にしなくてはなりません。生ものとかでしたら別ですが、個数を売ることが目的じゃないですよね。
従業員と意識を共有する必要性───
ノルマで何万個売りなさいとなったときに、原価50円のものを51円や52円で売って儲かるんですか?さらには49円で売っちゃったけどとりあえず売上ノルマは達成しましたでは、おかしな話ですよね。
その意識を従業員の方たちと共有できているのかという話です。
売上ベースのノルマはナンセンス───
そのためにも大事なのは、その部署でどれだけの利益を出すことができているかという数字をきちんと算出しているかどうかです。
そしてそもそもノルマのベースを売上高で課すこと自体がナンセンスと言えます。
何をもって評価するのか───
たとえば、これまで50円で仕入れていたものを45円で仕入れることができるようになりましたですとか、そういうことが評価される。上司もそういった認識をもったうえで従業員に対してアプローチできることが重要です。
あとがき
そもそもノルマが売上高だけで、評価基準もそれだけというのはもう組織としても成り立っていないし、商売の方向性が明確に示されていないとまで言えるということですね。
営業職こそ、従業員も上司も知恵を出す必要がありますし、経営者はその方向に促す必要がありますね。
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