税理士がざっくばらんに語る「名古屋の税理士が語る!」動画、いただいた質問にお答えするシリーズ、この回のテーマは「とにかく自分には起業しかないんだ!という考え方はアリ?ナシ?」です。
いただいた質問です。
「『とにかく起業したい!』強い気合で起業しようと思っているのですが…。起業そのものが目的になっていては、成功は難しくありませんか?」
熱意があることは重要───
「とにかく起業したい!」というその熱意は大事じゃないですかね。
ただ、そこからきちんと算段を考えられる人でないといけませんね。計画をたてられる、お金をきちんと用意できる、そして人を雇う部分だったりとか、トータルでできるのかできないのか。それを考えられるかどうかにかかってきますね。
第三者の目があったとしても───
そこに甘えがないことが重要ですね。そしてその算段を自分一人で考えられないのであれば、第三者がやっぱり必要だと思いますね。借り入れをするにあたって税理士を使うでもいいんです。ただ、着地点を本人が考えているかが大事になりますね。
熱意だけでは空回りしてしまう───
そもそも自分で算段が整えられていない起業は無謀ですよね。空回りしてしまう。でもそれはもったいないことなんですよ。スタートラインに立てていない半熟状態といえますよね。
ひとつずつ修正しつつ商売の成功へ───
そしてその算段の踏み方ですよね。マーケットに合っているビジネスなのかどうか、合っていなければ修正が必要ですよね。どうやったら売れるのだろう、何が求められているのだろう、それを捉えた上でそこからの算段ですよね。
あとがき
かといって熱意がないからダメというわけではなく、その場合は冷静な目で自分を客観視できるという側面もあるということではないでしょうか。必ずしも起業と熱意はリンクしないかもしれません。
何があるからどうということではなく、バランスがとれた経営のために何が足りないのかを補うことが重要なのではないでしょうか。
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