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従業員は会社にとって人的資本 最適に配置するためにはどうマネジメントしたら良いのか

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社会の問題を解決するソリューションを見出すトーク配信番組「アートリーアカデミア」、この回のテーマは「タレントマネジメント」

大手通信会社のKDDIは、新たな人事制度の実現を推進するタレントマネジメントシステムに「SAP SuccessFactors」の活用を始めました。

タレントマネジメントとは、従業員が持つ才能やスキル、経験値などの情報を人事管理の一部として一元管理することによって、戦略的な人事配置や人材開発を行うことです。

KDDIは「人生100年時代を見据えた、プロを創り、育てる人事制度の構築」の実現を目指して、KDDI版ジョブ型人事制度の導入、新たな働き方への変革や社内DXを進めているとのことです。

当事務所の名古屋の税理士・原辰彦は番組の中でタレントマネジメントと雇用について語っています。

最適な職場であれば離職率も下がるのでは───

話の本質の部分でいうと、離職率を下げるための制度だと私は思っているんですね。その人に合った職場にその人を配置できるようにする。希望だったりを汲み取って当てはめていくと。それで人の流動性を抑えていこうとするようなマネジメント制度なのかなあと思いました。

一方で、会社としての魅力を引き出すということにもつながるのがタレントマネジメント制度なので、そういう活用の仕方もあるとは思います。

人事考課制度が確立されていないと───

性格判断のような話になってしまっているけど、そもそもが人事考課制度がしっかりしていないといけませんね。目標達成だったりとかそういう部分も踏まえての評価でないといけませんからね。そういったところを会社としてちゃんと把握しておかないと、タレントマネジメントシステムの情報だけになってしまうのは良くないと思いますね。

メンタルの部分などは面談でなければ───

KDDIもそうだと思うんだけど、定期的に1体1の面談を定期的に設けているんですね。上司と部下だったり、人事部とだったり。そこで現状のモチベーションなり、どういうふうにしたいとか、能力を数値として見ていくと、年に一度では無理ですね。そういうこともしなければ適正化はたぶんできない気がするんですよね。

好きなことに携わりモチベーションを維持できれば───

好きこそものの上手なれじゃないけど、好きな場所にいて好きなことをやってるなら、どんどん伸びていくってことはありますよね。会社としてもリスクを減らすことができますからね。モチベーションを維持ながら仕事をしてもらえばやっぱり離職率は低くなるしね。

タレントマネジメントというよりは、アメリカで使われている「エンプロイーエンゲージメント」と捉えたほうが良いのかもしれませんね。モチベーションこそが能力を引き出す鍵という考え方ですね。

最適な配置から、さらに個々の従業員のタレント部分を発掘して、新事業への創造にも繋がっていくと従業員にとっても会社にとっても魅力的なものになりそうですね。

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