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メニューを増やすだけ増やせばいい?飲食業と製造業で意味合いが違う

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税理士がざっくばらんに語る「名古屋の税理士が語る!」動画です。この回のテーマは「メニューを増やすだけ増やせばいい?飲食業と製造業で意味合いが違う」です。

一概には言えませんが、飲食店は経営が傾きかけるとメニューが急激に増えるケースがあると言われています。一方で、製造業の場合はそういう時にどう舵を切れば良いのでしょうか?

本当に売りたいものは何か───

飲食店が集客などが苦しくなってくると、メニューを増やすことはやりがちなのですが、メニューを増やせば増やすだけ原材料費が増えるんですよね。

その前に、そのお店で「一番売りたいものは何か」なのです。それが決まっているかどうかです。

肝心の顧客は増えているのか───

しかし、闇雲にメニューを増やすだけではロスになる材料費が増えることになるんですよね。メニューを増やしたぶんだけ、顧客を増やすことができるのか。そもそもが顧客を増やすことを目的としてメニューを増やしているのかどうかです。

最もやっていけないことは、自分は一番売りたいものが明確でなくなってしまうことですね。看板メニューが育っていない状態でメニューを増やしたらそうなりますよね。

同じ材料からできるものが増えるのはメリット───

製造業の場合ですが、たとえば「金属を加工します」という会社があったとします。ただ、この場合は同じ材料から加工できる種類が増えれば増えるほど、売り込める要素になりますよね。

常にコストで考える必要性───

ただし工程は増えますから、会社の状況として多品種の方向に進めていけるという状況であればニーズがあると思うのですけれども、小ロットばかりを受注するようになっては意味がなくなってしまうケースもあります。

自社の状況のなかでどういったことができるのか、日々工夫が必要なんだろうと思います。

あとがき

看板メニューが重要であることはもちろん、重要なのは原材料コストを見たときにどうかということですね。

今回は飲食業と製造業という観点からでしたが、いかにしてコストを抑えつつ、看板メニューを育て、より顧客の満足を得られるようにするかという視点からそれぞれの業種での事業拡大を考えていく必要があるということですね。

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