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デジタル資産「NFT」の活用を広めるにはどうする

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社会の問題を解決するソリューションを見出すトーク配信番組「アートリーアカデミア」、この回のテーマは「デジタル資産NFT」

老舗オークションハウスの「サザビーズ」がNFTに本格参入するなど話題となっています。NFTとはブロックチェーン技術を用いたデジタル資産の一種で、これまでのデジタルアートでは難しかった、作品の「唯一無二性」を保証できるものとしてアートマーケットで大きな注目を集めています。

そんなNFTの活用を広めていくにはどうしたら良いのでしょうか。

当事務所の名古屋の税理士・原辰彦は番組の中でデジタル資産NFTについて語っています。

NFTは手段として何に価値を見出すのか───

「デジタルアートにもかかわらず、ブロックチェーンによって唯一無二性が保障されているためにコピーができない、不正ができない、それをきちんとデジタルでできることにとても意味がある。その一方で、ブロックチェーンを使ってNFTで何に価値を見出せるかが大事になってくるのではないでしょうか。」

裏付けがあった上で創造することができる───

「これまでも発信しやすい状況は確保されていたのだけれども、一方でデジタルは複製しやすかった。それが今後、その状況で価値を守れるようになった。価値のあり方、アーティストの方が何を作るにしても、権威のある裏付けで作ることは重要ですね。」

著作権との関係は───

「法的な著作権と、資産を守るNFTはまだ今は関係していないのですが、だんだん一致してくると思うんです。今はNFT自体も売買する、対応するものをやっているので、これが次第に法が近づいていくという状況になっていくことが考えられるでしょうね。」

ニーズに合わせてサービスが生まれていくのでは───

「デジタルデータに関しての価値、『これが固有のものだ』という証明がつくこと自体で価値が出るから、基本的には売買が前提になりますよね。タダじゃないよって言うようなものなので、サービスはあとから必然的に生まれると思うんです。それは世の中のニーズ、市場のニーズに合わせて、それが資産としてどう動いていくのかということだから。」

これが唯一無二のものですという証明ができている状態なだけのものに対して、別の人が『それを欲しい』、売買したいという話になって、そのニーズが市場、世の中に広がっていくことでサービスが生まれてくる時代がやってくるということになるのでしょうね。

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