社会の問題を解決するソリューションを見出すトーク配信番組「アートリーアカデミア」、この回のテーマは「ステークホルダーエンゲージメント」
博報堂の「ESGトランスフォーメーション」サービスは、企業のESG(環境・社会・ガバナンス)ステージに応じて、ステークホルダーのエンゲージメント向上を支援するプログラムとなっています。
エンゲージメントの向上はビジネスにどう影響するのでしょうか?中小企業がエンゲージメントを高めるにはどうしたら良いのでしょうか?
当事務所の名古屋の税理士・原辰彦は番組の中でステークホルダーエンゲージメントについて語っています。
今後広く波及していくのでは───
ステークホルダー、ESGを意識した経営、特に上場企業は求められていますから、こういった広告代理店や監査法人も絡んでくると思うんですよね。波及していくと思いますね。
ダボス会議をきっかけに一気に広がってきた───
SDGsがあって、発端としては環境の部分から導入のきっかけになっているのだけれど、決定的だったのが世界経済フォーラム「ダボス会議」が起点になっていると思うんですよ。あそこが普及させるベースになってますよね。
物価上昇に追いついていないステークホルダー───
財務の面から見ると、今までこのコロナが起きるまでで言うと、「安いものが良い」という発想が強かったですよね。ところが今はものの値段が上がっていますよね。それを現場サイドで見た時に、下請けの業者の方や従業員に関して、その物価上昇に見合うだけの対価を得ることができているかどうかっていうとそうじゃない状況ですよね。
仕事の価値を明確化する必要があるのでは───
まずは、物の対価をしっかり支払う、それが関わっている人をみんな和の状況に持っていく、それぞれに利があるかたちにしていかないと、技術をもっていても廃業してしまう。そして提供する側も、見合ったものを提供していますよということを伝えていくことで、適正価格であることを示していく必要がありますね。
どんな価値のあることをやっていても、発信しなければ伝わらないというところが根底にありますよね。特に中小企業はそこまで手がまわらないという状況もあるのでしょうが、これからはその価値こそが社会的な評価となり、存在価値になっていくのではないでしょうか。
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