社会の問題を解決するソリューションを見出すトーク配信番組「アートリーアカデミア」、この回のテーマは「スプリンターネット」
ロシア当局はInstagramやFacebookの利用を遮断し、代わりとなる国内サービス「Rossgram」を開設しました。本来、インターネットは国境を意識しない存在であったはずですが、様々な理由や要因で分裂する概念をスプリンターネットといいます。
スプリンターネットはビジネスにどう影響すると考えられるでしょうか?
当事務所の名古屋の税理士・原辰彦は番組の中でスプリンターネットについて語っています。
かつてはネットに国境はないという風潮があったが…───
「ロシアが」というところで大きなニュースになっていますけれども、アメリカがトランプ大統領になるまでは、世界の平和を求める風潮があったのに対して、経済問題や宗教問題でバランスが崩れ始めたのがここ数年といったところですよね。
少し前から「自分の国が」という意識に───
「世界が」では無くて、それぞれの国が成り立つようにしないとねというね。自分たちの国さえよければいいよねという考え方が走り始めましたよね。そこに国が統制をと始めたという経緯があるわけで、それがコロナでそれが加速度的に影響しましたよね。
その先にウクライナの問題があるわけで、ロシアだけでなく各地でそういった情勢になってきている流れはありましたよね。
進出しようとして初めて気づくことも多いのでは───
発信するときに「この国には出稿できない」となって気づくことはあっても、逆にこの国からは情報がとれないなという意識はあまり感じないですよね。企業としてもリサーチの時点で初めて気づくという。
自由なインターネットは本当に自由なのか───
ダークウェブが一般化するという動きもあるかもしれませんね。消費者は敏感だから。ですがそもそも、国境が無いインターネットの自由さというけれど、検索もSNSもアメリカが押さえているじゃないかという話になると、それを良く思わないところはありますよね。
これまでのインターネットにある自由さを今後も享受できるかどうかはわからないなかで、とにかく海外でビジネスを展開するためには現地との折衝ができる言語力・交渉力を身につけていく必要がありそうですね。
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