社会の問題を解決するソリューションを見出すトーク配信番組「アートリーアカデミア」、この回のテーマは「不老不死ビジネス」
大手ITの創業者らが100億円単位の資金を不老不死ビジネスに投資していることが話題になったことがありました。
マサチューセッツ工科大学では、細胞の新陳代謝を促す薬剤を入れたカプセル錠剤の市販を開始したり、カリフォルニア大学は高齢のマウスに若いマウスの血を輸血する実験を行い、脳機能の向上が認められたと発表。今後の市場拡大が期待されています。
当事務所の名古屋の税理士・原辰彦は番組の中で不老不死のビジネス化について語っています。
夢物語からリアルに───
「前々から話が出ていたものではあるので、ようやくビジネスとして成り立ち始めてるんだなと思うところですね。架空の世界の話しだったものが身近になってきてる。今はまだ高価だけどねという話だと思うんですけど」
「ようやくこれが見えてきた、自分が生きているうちにこういうことが起きるようになるんだというのは、素敵なことだなと思っていますね」
若くないと、長く生きないと───
「やりたいことがいっぱいある人は、長く生きないと、若くないとそれができないっていうのがあったりすると思うんですよね。活力の源になるビジネスだから、いいなと思いますね」
寿命が延びると感覚も間隔も変わる───
「不老をどう考えるかもありますよね。今だと80~90が寿命だとするじゃないですか。これが200歳まで平均が延びましたよと言われた時に、今で言う10代でいられる期間が長くなったりするわけですね。働く期間も長くなりますしね」
不老不死が当たり前になったときに───
「自然界で言うと、いっぱい卵を産む動物って短命なんですよね。捕食されるとかもあるじゃないですか。逆に人間が不老不死になっていくと、子どもを産むということがなくなっていく、マイナスの方向性で考えられるわけですよ」
「今は規定よりも長く生きられるようになるという話だけど、それが当たり前になったときに、あなたはどうしますか?と投げかけられたら、みんな長生きするけどどうするの?って言われた時にどう思うのか、それが今後起きるのかもしれないですよね」
生きる期間が長くなれば、頑張らなければいけない期間も長くなる。そのなかでどう価値観が変わっていくのか。選択肢も増えていくことでしょう。
現実味の無い話と捉える方もいるかもしれませんが、不老と不死を分けて考えれば、不老は既にもう進んでいます。あっという間にそれが10年、20年、100年と延びていくのかもしれませんね。
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