社会の問題を解決するソリューションを見出すトーク配信番組「アートリーアカデミア」、この回のテーマは「ソーシャルデザイン」
ソーシャルデザインとは、まちづくり、組織づくり、文化醸成など、生活・遊び・仕事・教育・国の政策といった、社会のなかで発生する課題解決のためにデザインの力を活用する考え方と手法です。
ソーシャルデザインで社会をより良くするにはどうしたら良いのでしょうか?
当事務所の名古屋の税理士・原辰彦は番組の中でソーシャルデザインについて語っています。
社会の課題と向き合うことは難しいことだからこそ───
公益性を考えることというのは、自分だけの価値観じゃないところを見つめなければならないのですごく難しいと思うんですよ。でもいま、様々な課題について、見えているものも見えていないものも踏まえて、社会向き合っていくこと自体がとても大事ですよね。
地域の課題を様々な知恵で解決していく───
ソーシャルデザインは主に、自治体が実行したいということで、大学の教授やコンサルタントと合わさって進めたりとかですよね。地域のことを地域だけで解決するのではなくて、いろいろなところから知識をもらおうというカタチのところが多いですよね。
PFIとSPC───
たとえば、内閣府の主導でPFIという手法があるんですよね。いま地方自治体で何かやろうってなったときに、そこで入札を行っても参画する事業者が少ないんですよね。なのでそうではなく、その事業自体を公募でやる感じなんですね。しかも複数の会社でひとつ会社を作る、SPCですね。それで予算が降りれば事業をSPCが実行していくということですね。
地域を活性化しながら、お金を集める要素もあわせもっているわけです。
実証実験・チャレンジをどう増やすか───
現時点では可能性の話ばかりが先行しやすいと思うのですけど、今の世の中の流れは「一度やってみよう」なのでしょうね。それで問題が発生した時に、いざどうしようかというのを改めて考えるにしないと進まないですよね。
暮らし方のなかに存在する社会の歪をこれまであまり掘り下げる場がなかったと思うんですよね。これを見直す、クレームではなく「こうしたら良いんじゃないか」という声が大切ですよね。
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