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会社員も経験せずに学生起業だなんて…と親目線では思ってしまうのですが

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税理士がざっくばらんに語る「名古屋の税理士が語る!」動画、今回もいただいた質問にお答えするシリーズ、この回のテーマは「会社員も経験せずに学生起業だなんて…と親目線では思ってしまうのですが」です。

いただいた質問はこちらです。

「子どもが学生起業・ベンチャーを目指しています。しかし、親の目線で考えると、会社員経験、社会経験も無いのに無謀すぎると思ってしまうのですが」

「起業と就職の違い」ではない───

起業であっても社会に出ることには違いないんですよね。起業をして社会に出るか、就職して社会に出るかの違いなだけですよね。

確かに、社会のルールや横のつながりをわかってから社会に出るのか、わからずに社会に出るのかという違いはありますよ。

社会のルールを学べているかどうか───

就職であれば上司から叱られるようなケースが、起業であればお客さんから叱られるということになるわけです。

でもそれって変わらないですよね?

リスクはもちろん違いますよ。でも、取引先に叱られた方がこたえますし、二度と同じことはしないですよね。それで社会のルールを学ぶわけです。

知っておかなければならないことは何か───

なので、事前に学ぶことは必要かもしれませんね。学生起業だからこそ、事前に商取引とはどういうものであるのか、親の立場として教えておきたいと思うのは当然でしょうし、ご両親が教えられない領域であれば、何かセミナーであったりで学ばせる誘導は必要でしょうね。

就職だから、起業だから…ではない───

逆に、就職して社会人としてのキャリアがあったとしても、起業にあたっては同じだと思います。そもそも、リスクを避けたい、成功したいのであれば、社会のルールは身につけていなければなりませんよね。

あとがき

「3年間は会社員をやったほうが良い」という考え方もありますが、ただ、その3年の間に他の人が同じアイデアで起業してしまったら?と思うのであれば、起業は早いに越したことはないですよね。

社会のルールや商売の慣習を学ぶことと、起業のアイデアや商売の見通しがたっているのかどうかは、それぞれ別の基準で考える必要がありますね。

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