社会の問題を解決するソリューションを見出すトーク配信番組「アートリーアカデミア」、この回のテーマは「ベンチャークライアントモデル」
ベンチャークライアントモデルとは、企業が競争優位性と戦略的利益を実現するために、スタートアップ企業の顧客となりイノベーションを生み出す手法です。
ベンチャークライアントモデルでスタートアップとの連携が鍵になるのかもしれません。成功のための戦略と実践方法を見つけるにはどうしたら良いのでしょうか?
当事務所の名古屋の税理士・原辰彦は番組の中でベンチャークライアントモデルについて語っています。
提携となるとどうしてもスピードの問題が───
一番大きいのが、知識の有無もあると思うんですけれども知的財産権に対する部分で、どうしてもスピードが遅くなる、出だしが遅くなるじゃないですか。そもそもベンチャーって企業文化ができていないところだったり、企業統制の前の段階のところから大手とやりとりするときに、どうしても意識決定が伝わりにくいとかスピードの問題がありますよね。
成果の方向性の違いが生じることも───
成果を出すことがありきなんだけれども、会社の発注側からの成果のあり方の求め方と、受注者側で成果を出そうとする方向性がズレやすいというのがこれまでのところだったと思うんですよね。
顧客になることでどちらも確実に成果を得られる───
ベンチャークライアントモデルの対象がやっぱりスタートアップの会社じゃないですか。一般的にスタートアップは最終的にM&Aなり上場なりを目指すために自分たちでお金を作るというためにやっていたりしますからね。
なので、受発注の関係になれば明確に収益としてお尻が見えるなかでスタートアップとしてもありがたいですよね。細かいことにも縛られませんからね。
ベンチャーにとってのメリット・デメリット───
ベンチャークライアントモデルの良いところって、アジャイルを続けられるじゃないですか。トライアンドエラーを何回もやって完成品に向けてっていう進め方ができることで、ベンチャーにとっても自分たちの理想形を形にしやすかったりもするのかなと思いますしね。
ただ、ベンチャー企業側としてはアライアンスと違ってどこかで切られるリスクもありますよね。
ベンチャー企業側がどう社会の求めるものに合わせていくことができるか、どう見つけてもらうかという発想も必要ですし、大手企業側もそういったところで見つける意識も必要かもしれませんね。
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