税理士がざっくばらんに語る「名古屋の税理士が語る!」動画です。いただいた質問にお答えするシリーズ。この回のテーマは「予想以上の利益が出たら…投資商品に手を出した方がいい?」です。
「景気も上向き、予想以上に利益が出ました。よく大企業の決算報道で、本業とは別に投資でさらに利益があがったなどというニュースを耳にしますが、余剰資金を会社として投資する際に注意をしたほうがいいことはありますか?」
設備や保険よりも人に───
リーマンショック前ですと、「設備投資をしましょう」「保険に活用しましょう」という動きがすごく多かったのですけれども、これからの少子高齢化の時代と考えると、「人」にお金をかけたほうが良いんじゃないかと思いますね。
従業員のための会員権───
直接的に従業員の給与をアップすると、今度は景気が悪くなった時にそれを元に戻すというのはなかなかできませんよね。
そう考えると、余剰資金を福利厚生に生かす。例えばですけど、どこかの会員権を買って、従業員の家族で活用してもらって旅行にいってもらうような状況を作るとかですね。
従業員の身体と心のケアのために───
最近ではハイメディックですね。より良い医療環境、高度な技術の医療を受けられるような施設を利用できるような会員権であったり。
従業員の方の身体も大事、心も大事、そういうところにお金をかけるのもまずあるんじゃないかなと思いますね。
さらなる人材確保に───
あとは、せっかく余剰資金が生まれたというところであれば、もっと従業員を増やすと、良い人材を採るための採用費用に使うというのも大事かなと思いますね。
押し付けにならないように…
投資をしてその利益を短期的に増やすという視点ではなく、従業員に投資をして、これから10年先、会社がどうなるのか、その目標を達成するために資金を使うという視野が大事ということですね。
ただ、従業員のためと言っても押し付けになっては元も子もないので、従業員と話し合って決めることも大切かもしれませんね。
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