税理士がざっくばらんに語る「名古屋の税理士が語る!」動画、いただいた質問にお答えするシリーズ、この回のテーマは「起業する際の『仲間』はどうやって見つけたらいい?」です。
「いざ、起業をして経営者になったときに、誰にも相談できないのがつらいので、経営者仲間を作りたいのですが、どう見つけたらいいでしょうか?」
経営者は孤独───
まず、経営者というのはみんな孤独なんですよね。たとえ経営者どうしで仲が良い関係があったとしても、本当に腹の内を見せているかどうかはまた別だと思うんですよね。
ある程度、取引の関係があったり仕事の繋がりがあるというところからの「仲」だと思うんですけれども、じゃあすべてをさらけ出せるかというとそういうわけではないと思います。
仲間のようであって仲間ではない───
もしかしたら商売敵になる可能性のある相手ですよね。経営者って基本は「自分以外は敵」であって、戦場でどうやって生き抜くかという状況下で、仲間意識があったら逆にお金儲けはできないと思います。
参考にできる部分を参考にするのは良い───
いかにして利益を生み出すか、どうやって売上を勝ち取っていくか。いろんな人の話を聞いて参考にするのは良いと思うんです。ただ、それぞれに経営の仕方があって、売上を上げるスタイルがあって、それぞれの商売のやり方があるなかで、参考にするという関係の仲間はいても良いと思うんですけれども、絶対的な部分ではないと思うんですよね。
いかに自分が成功するか───
大事なのは、自分自身がどうやって経営をしていって、どうやってその商売を成功させるのかっていう根本的なところがブレてはいけないと思いますから、人とのかかわりが手段なのか目的なのか、きちんと使い分けるべきだと思います。
結果として生まれるもの
経営者どうしで仲良くなるといいますと、特に同業でということが多いと思うのですが、実際には同業は敵なので、同業に仲間が欲しいというのは矛盾しているともいえますね。
結果として仲間ができる、人間関係が生まれるのであって、仲間や人間関係を作ることで結果につながるかというとそうではないということですね。
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