税理士がざっくばらんに語る「名古屋の税理士が語る!」動画です。「経営ブレーンとしての税理士」シリーズ第5弾。
この回のテーマは「中小企業が新たな従業員を迎える際に気をつけたいこと」です。
中小企業が従業員を迎えることで受ける影響は、大企業とは比べ物にならないほど大きなものです。今後の会社の方向性、将来展望にまで大きくかかわってきます。
会社の価値観、目的をはっきりさせることは大事ですが、新たに入った従業員に求めていることを、はっきりと落とし込んで、具体的に伝えることが最も大切です。
まずは価値観を共有できているか───
価値観を合わせることが大事、目的をはっきりさせることも大事です。前提としては、新たに入った方の段取りだったりですよね。そこの部分と、それぞれの会社さんの段取りの仕方というのをきちんと落とし込むことです。
プラス、その人に求めていることをはっきりととする、金額だったり時間だったり、そういったところまできっちりと落とし込むことです。
それを落とし込むことでコミュニケーションが否応なしに生まれるはずなんです。
投げっぱなしは致命傷───
投げっぱなしが一番よくないんですよね。「もうやれるよね」「これやっといて」っていう。
例えば製造例で言えば、何時から開始して何時までやって、報告をくださいねと。報告、連絡、相談ができていない会社が多いんです。
「職人だから言わなくてもわかるだろう」は違うんです。
OJTになってしまうことはあると思うのですが、その前に大前提をきちんと作ることが大事ですね。
信頼関係をまずは構築───
入ったばっかり、経営もどういうふうに動いているのかわからない、現場もどう動いてるかわからないという状態から、早い段階できちんと信頼関係を作るということですね。
最も良くないのが、新人に仕事をなげました、できませんでしたで「怒る」ですね。
指示は具体的にきちんと落とし込む必要があります。抽象的な表現はしないことですね。
新卒はしっかり研修・マインドの落とし込み───
新卒はもっと難しいですね。何も知らないということを前提にしなければならない、あるのはモチベーションだけということが多いので、そこでまずOJTに入る前にきちんと研修をして、マインドの部分も含めてきちんと落とし込む、そうじゃないといけませんね。
自分たちの「当たり前」をゼロから落とし込む
経営者の方針から現場の管理者の具体的な段取りまで、自分たちは「わかっていて当たり前」の部分もあらためて落とし込んで共有してはじめてスタートラインに立てたと言えるのかもしれませんね。
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